委託販売制(読み)いたくはんばいせい(英語表記)sale on consignment

図書館情報学用語辞典の解説

委託販売制

小売店がメーカーの生産した商品を,買切りではなく,返品可能な委託という形で仕入れることのできる制度.出版界では一般に,出版社が発行した新刊書は書籍取次を経由して書店へと配本されるが,委託販売制により,一定期限内であれば,書店は仕入れた商品を再び取次を通して出版社に返品できる.このことにより,多品種小量生産という特性を持った本という商品を,小売店である書店は自らのリスクを負うことなく店頭展示販売ができる.しかしながら年間7万点を超す出版点数に対応しなければならないために,書店側が早め早めに委託本を返品してしまうという弊害も生まれている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典について 情報

今日のキーワード

新華社

中華人民共和国の国営通信社。新華通訊社が正式名称。 1931年延安で創立され,48年北京に移り,現在は政府国務院新聞総署の管轄下にある。特に文化大革命以後は重要度が高まり,党と政府の発表はここを通じて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android