姥ヶ山新田(読み)うばがやましんでん

日本歴史地名大系 「姥ヶ山新田」の解説

姥ヶ山新田
うばがやましんでん

[現在地名]新潟市姥ヶ山・山二ッやまふたつ一丁目

長潟ながた新田の北東鳥屋野とやの潟の東側に位置する。元禄一二年(一六九九)の村年号間数方角之帳(新発田市立図書館蔵)によると、鍋潟なべがた新田の枝郷で、寛永六年(一六二九)の開発。寛文七年(一六六七)と思われる御領内見分之書付(貴船家文書)に四五軒・二八六人とある。元禄・天保の両郷帳には記載がないが、鍋潟新田内に含まれていたと思われる。天明二年(一七八二)の組立帳(新田彬氏蔵)に役石二〇一石八斗余、万雑六貫五八〇文ほどが課されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android