争論(読み)ソウロン(その他表記)disputation

翻訳|disputation

デジタル大辞泉 「争論」の意味・読み・例文・類語

そう‐ろん〔サウ‐〕【争論】

[名](スル)
1 言い争うこと。口論。「争論が絶えない」「争論の種」
2 議論をたたかわせること。論争。「与野党が激しく争論する」
[類語]論戦・論争・論判・論陣・紛議・物議・激論・暴論・極論・痛論・熱論・硬論・丁丁発止・侃侃諤諤・囂囂・喧喧囂囂・喧喧諤諤・舌戦・議論・口論・論議・談論風発・甲論乙駁・口角泡を飛ばす

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精選版 日本国語大辞典 「争論」の意味・読み・例文・類語

そう‐ろんサウ‥【争論・諍論】

  1. 〘 名詞 〙 言い争うこと。議論して争うこと。言い争い。いさかい。
    1. [初出の実例]「各貪二公廨一競起争論」(出典:続日本紀‐天平宝字元年(757)一〇月乙卯)
    2. 「対頭有りて争論するを獄訟といふ」(出典:経済録(1729)三)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐秦策・恵文王〕

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普及版 字通 「争論」の読み・字形・画数・意味

【争論】そう(さう)ろん

論争する。〔戦国策、秦五〕秦王、中(秦の弁士の名)と爭論してたず。秦王大いに怒る。~(或ひと)中の爲に秦王にきて曰く、此れ悍人なり。~(けつ)・紂(ちう)にはば、必ず之れをせしならんと。秦王、因りて罪せず。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「争論」の意味・わかりやすい解説

争論
そうろん
disputation

一般的にはある問題に対する意見のよしあしを争うこと。スコラ哲学において,マスターがテキストを説明する lectioという公開の講義に際して,最初の説明に対してある矛盾する見解が説明され,それに対する反対が三段論法の形で示される disputatioという教授法があり,狭義には後者のことをさす。この教授法はしばしば神学的教義に弁証法を適応したアベラールに帰されているが,そのアイデアは 11~12世紀の教会法学者が,教会会議や教皇の法令の収集,整理に際し,多くの矛盾する決定を再び調停するために実際的要求から生み出したものである。なお,アベラールの試みは,パリの司教ペトルス・ロンバルドゥスに受継がれ,中世の大学神学部の主要な教科書『命題集』 Quattuor libri sententiarumが彼によって著わされた。

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