デジタル大辞泉
「争論」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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そう‐ろんサウ‥【争論・諍論】
- 〘 名詞 〙 言い争うこと。議論して争うこと。言い争い。いさかい。
- [初出の実例]「各貪二公廨一競起争論」(出典:続日本紀‐天平宝字元年(757)一〇月乙卯)
- 「対頭有りて争論するを獄訟といふ」(出典:経済録(1729)三)
- [その他の文献]〔戦国策‐秦策・恵文王〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「争論」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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争論
そうろん
disputation
一般的にはある問題に対する意見のよしあしを争うこと。スコラ哲学において,マスターがテキストを説明する lectioという公開の講義に際して,最初の説明に対してある矛盾する見解が説明され,それに対する反対が三段論法の形で示される disputatioという教授法があり,狭義には後者のことをさす。この教授法はしばしば神学的教義に弁証法を適応したアベラールに帰されているが,そのアイデアは 11~12世紀の教会法学者が,教会会議や教皇の法令の収集,整理に際し,多くの矛盾する決定を再び調停するために実際的要求から生み出したものである。なお,アベラールの試みは,パリの司教ペトルス・ロンバルドゥスに受継がれ,中世の大学神学部の主要な教科書『命題集』 Quattuor libri sententiarumが彼によって著わされた。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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