姨母(読み)いも

精選版 日本国語大辞典 「姨母」の意味・読み・例文・類語

い‐も【姨母】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 母の姉妹おば。いぼ。
    1. [初出の実例]「昔仏の御姨母(イも)(〈注〉ヲハ)の橋頓彌仏の御もとにきたりてかみをそりて御弟子にならむと」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. [その他の文献]〔説文解字段注‐女部・姨〕
  3. 一族目上の女性をいう語。〔吾妻鏡‐貞応元年(1222)四月二七日〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 文献 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android