(読み)シュ

普及版 字通 「娶」の読み・字形・画数・意味


11画

[字音] シュ
[字訓] めとる

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 形声
声符は取(しゅ)。〔説文〕十二下に「を取るなり」とあり、取をもと娶の義に用いた。取は戦場耳(かくじ)を示す字。娶も古くは他族から奪略的に妻を獲得する意を残す語であるかもしれない。嫁も古くは貸しつける、転嫁するなどの意をもつ字であった。

[訓義]
1. めとる、妻とする。
2. なかだち。

[古辞書の訓]
名義抄〕娶 ヨメトリ・トツギ・トツグ・カナフ・トル・マク・メトル

[語系]
娶・取tsioは同声。取は軍獲として討ち取った者の左耳を切り取ること。娶も古くはその声義を承けるものであろう。

[熟語]
娶嫁・娶妻娶女娶妾娶親・娶得娶婦娶聘
[下接語]
嫁娶・改娶・外娶・告娶・婚娶・再娶・内娶

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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