嫁娶(読み)カシュ

デジタル大辞泉 「嫁娶」の意味・読み・例文・類語

か‐しゅ【嫁×娶】

《「かじゅ」とも》嫁入り嫁取り結婚すること。
天下臣民は…皆ふくき、―を妨ぐるなかれ」〈露伴運命

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精選版 日本国語大辞典 「嫁娶」の意味・読み・例文・類語

か‐しゅ【嫁娶】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かじゅ」とも。「嫁」はよめいり、「娶」はよめとり ) 結婚すること。かしゅう。かすう。
    1. [初出の実例]「左大将嫁娶之後始出行」(出典:玉葉和歌集‐治承四年(1180)七月四日)
    2. 「近月何時に嫁聚(カジュ)せんと定む」(出典談義本・医者談義(1759)三)
    3. [その他の文献]〔史記‐三皇本紀〕

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普及版 字通 「嫁娶」の読み・字形・画数・意味

【嫁娶】かしゆ

結婚。嫁入りと、めとる。〔後漢書、烏桓伝〕其の嫁娶には、則ち先づ女を略してじ、或いは百日、然る後牛馬羊畜をりて、以て娉と爲す。壻、妻に隨ひて家にる。

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