(読み)ラン

普及版 字通 「婪」の読み・字形・画数・意味


11画

(異体字)
11画

[字音] ラン
[字訓] むさぼる・おしむ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は林(りん)。〔説文〕十二下に「貪るなり」とあり、貪婪の意。また〔杜林説〕として、卜者が相詐験することをいうとする。心部十下に「(らん)は河(かだい)の北にて、貪を謂ひてと曰ふ」とあり、声義の同じ字である。

[訓義]
1. むさぼる、おしむ。
2. 卜いをいつわる。
3. 字はまたに作る。

[古辞書の訓]
名義抄〕婪 ムサボル・ホタク・カタラフ・フクム

[語系]
婪・lmは同声。同声同義であるから、は別体の字とみてよい。

[熟語]
婪官・婪婪索婪沓婪尾婪婪
[下接語]
貪婪

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む