嫁入らす(読み)よめらす

精選版 日本国語大辞典 「嫁入らす」の意味・読み・例文・類語

よめら・す【嫁入】

  1. ( 動詞「よめいる(嫁入)」に使役助動詞「す」のついた「よめいらす」が変化した語 )
  2. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 嫁入りさせる。嫁がせる。
    1. [初出の実例]「あま棚のぬり物屋へ、明日の夜よめらす契約」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)三)
  3. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「武士が死る時にその手かけの女を人によめらせたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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