嫋娜(読み)じょうだ

精選版 日本国語大辞典 「嫋娜」の意味・読み・例文・類語

じょう‐だデウ‥【嫋娜・裊娜】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 しなやかなさま。なよやかなさま。
    1. [初出の実例]「況乎春有東岸之柳、細煙嫋娜」(出典本朝文粋(1060頃)一二・池亭記〈慶滋保胤〉)
    2. 「花容の裊娜たる、玉質の娉婷たる」(出典:春窓綺話(1884)〈高田早苗・<著者>坪内逍遙・<著者>天野為之訳〉七)
    3. [その他の文献]〔白居易‐別柳枝詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android