存じ付く(読み)ゾンジツク

デジタル大辞泉 「存じ付く」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐つ・く【存じ付く】

[動カ五(四)]「思いつく」「気づく」の意の謙譲語
火中に投没いたし候えば、則ち火気に化し、発響致候より、はからず―・き候」〈魯文安愚楽鍋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「存じ付く」の意味・読み・例文・類語

ぞんじ‐つ・く【存付】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 「思いつく」「気づく」「考えつく」の謙譲語。
    1. [初出の実例]「何も存じ付ぬでも御座らぬ」(出典:虎寛本狂言・鬮罪人(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android