精選版 日本国語大辞典 「季布一諾」の意味・読み・例文・類語
きふ‐の‐いちだく【季布一諾】
〘名〙 (「史記‐季布伝」の「楚人諺曰、得二黄金百斤一、不レ如レ得二季布一諾一」から出た語。季布は中国、漢代の楚人で信義を重んじたという。その一諾を得るのは、百金を得るよりもまさるという故事から) 絶対に信頼できる堅い承諾。
※高野山文書‐仁治二年(1241)七月日・金剛峯寺衆徒陳状案「彼季布一諾、猶以不レ空、况聖主官符、寧堕二于地一乎」
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