信義(読み)しんぎ

精選版 日本国語大辞典 「信義」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぎ【信義】

〘名〙 約束を守り相手に対する道義的な務めを果たすこと。
経国集(827)二〇・大日奉首名対策文「斯実信義之深趣、仁智之大旨」
※読本・雨月物語(1776)菊花の約「一生を信義の為に終る」 〔後漢書‐東夷伝論〕

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デジタル大辞泉 「信義」の意味・読み・例文・類語

しん‐ぎ【信義】

真心をもって約束を守り、相手に対するつとめを果たすこと。「信義に厚い」「信義を重んじる」

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普及版 字通 「信義」の読み・字形・画数・意味

【信義】しんぎ

まことと正しさ。〔三国志、蜀、諸亮伝〕將軍は室の冑(ちう)にして、信義四はる。雄を攬し、賢を思ふことするが如し。

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