季節調整済み計数(読み)きせつちょうせいずみけいすう(その他表記)seasonally adjusted figures

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「季節調整済み計数」の意味・わかりやすい解説

季節調整済み計数
きせつちょうせいずみけいすう
seasonally adjusted figures

実勢変化をみるために季節変動を除去した計数。季節調整値とも呼ばれる。国民経済計算における諸系列を四半期で表示する場合,それらは固有の季節変動をもつことが多い。たとえば家計消費支出は,年末ボーナス支給期の 10~12月期に大幅に増加し,次の1~3月期は前四半期に比べその額が低下する。この低下は消費活動の実勢の低下ではなく,ボーナス支給の有無による季節変動にすぎない。季節調整の方法には, 従来の国民所得統計では経済企画庁で開発された経済企画庁法 (EPA法) が用いられたが,新国民経済計算体系 (新 SNA) 計数にはアメリカの商務省センサス局開発のセンサス局法が用いられている。鉱工業生産指数や貿易統計の輸出入金額などでも季節調整済み計数が算出されている。

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