学匠(読み)ガクショウ

デジタル大辞泉 「学匠」の意味・読み・例文・類語

がく‐しょう〔‐シヤウ〕【学匠】

学問にすぐれていること。また、その人。
能書のうじょ、―、弁説べんぜつ、人にすぐれて」〈徒然・六〇〉
学生がくしょう2」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「学匠」の意味・読み・例文・類語

がく‐しょう‥シャウ【学匠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. がくしょう(学生)
    1. [初出の実例]「園幸教王房の法橋とて、寺法師の学匠ありけり」(出典:貞享版沙石集(1283)五)
  3. 学問に長じていること。また、その人。学者。ものしり。
    1. [初出の実例]「能書・学匠・弁説、人にすぐれて、宗の法燈なれば」(出典:徒然草(1331頃)六〇)
    2. 「利根・気根・黄金の三ごんなくしては学匠になりがたし」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)

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