宅宮神社(読み)えのみやじんじや

日本歴史地名大系 「宅宮神社」の解説

宅宮神社
えのみやじんじや

[現在地名]徳島市上八万町

園瀬(そのせ)川南岸、上中筋(かみなかすじ)にある。主祭神は大苫辺命・稚武彦命・大年大神。旧郷社。「延喜式」神名帳記載の名方(なかた)郡の小社「意富門麻(オフトマノ)比売神社」は当社に比定される。貞観一八年(八七六)八月二日には「阿波国意富門麻比神」が従五位下を授けられている(三代実録)。社伝によると、もと南方五〇〇メートルの山中にあったものを、中世になって現在地に移したとされ、このとき社名を宅宮と改めたという。現在は田となっている土地は堂とよばれ、そこへの登口を大門といっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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