デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇佐公通」の解説 宇佐公通 うさの-きみみち ?-? 平安後期-鎌倉時代の神職。天養元年(1144)豊前(ぶぜん)宇佐神宮(大分県)の大宮司(だいぐうじ)となる。平氏政権との結びつきがつよく,対馬守(つしまのかみ),のち豊前守に任じられる。寿永2年には都落ちした安徳天皇を自邸にむかえた。平氏滅亡後は破壊された宇佐神宮を再建し,子の公房(きみふさ)が大宮司に再任された。建久4-5年ごろ没したという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by