宇宙線照射年代(読み)ウチュウセンショウシャネンダイ

デジタル大辞泉 「宇宙線照射年代」の意味・読み・例文・類語

うちゅうせん‐しょうしゃねんだい〔ウチウセンセウシヤネンダイ〕【宇宙線照射年代】

隕石年代決定法の一。隕石の元となる母天体が破壊されてから、高エネルギー宇宙線にさらされて生じる核反応生成物の量で年代を測定する。また、地球上には宇宙線は降り注がないため、放射性崩壊減少から落下以降の期間を求めることができる。

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最新 地学事典 「宇宙線照射年代」の解説

うちゅうせんしょうしゃねんだい
宇宙線照射年代

cosmic-ray exposure age

隕石などの地球外物質が,地球に到達するまでの間に宇宙空間において受けてきた宇宙線照射の期間を指す。地球外物質の構成元素の原子核に宇宙線が衝突することで核破砕反応が生じ,多数の核種が物質内に蓄積する。これらの宇宙線生成核種の相対的な蓄積量から,宇宙線照射年代を見積もることが可能となる。一般的に質量数が同じか近接した放射性核種安定核種の組み合わせ(3H/He,36Ar/36Cl)や同位体比38Ar/39Ar,40K/41K)が見積もりのためによく用いられる。

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