宇宙線照射年代(読み)ウチュウセンショウシャネンダイ

デジタル大辞泉 「宇宙線照射年代」の意味・読み・例文・類語

うちゅうせん‐しょうしゃねんだい〔ウチウセンセウシヤネンダイ〕【宇宙線照射年代】

隕石年代決定法の一。隕石の元となる母天体が破壊されてから、高エネルギー宇宙線にさらされて生じる核反応生成物の量で年代を測定する。また、地球上には宇宙線は降り注がないため、放射性崩壊減少から落下以降の期間を求めることができる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android