宇都宮家弘安式条(宇都宮弘安式条)
うつのみやけこうあんしきじよう
成立 弘安六年
解説 宇都宮景綱によって制定された武家家法。全七〇ヵ条。武家法としては最も古いものの一つ。原本は伝来せず、少なくとも四回の転写を経て、下野庵宮住(上野久左衛門)撰の「宇都宮史」五および海老叟漁隠(久左衛門の子文左衛門)編「宇都宮志料拾遺」一に引用される。
活字本 「栃木県史」史料編中世四・「中世法制史料集」三など
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の宇都宮家弘安式条の言及
【宇都宮家式条】より
…鎌倉時代に定められた下野の豪族的領主[宇都宮氏]の家法。《宇都宮家弘安式条》ともいう。鎌倉幕府の評定衆・引付衆であった宇都宮景綱の制定。…
※「宇都宮家弘安式条」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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