守柄(読み)かみがら

精選版 日本国語大辞典 「守柄」の意味・読み・例文・類語

かみ‐がら【守柄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かみから」とも ) 国司の人がら。国守品格。副詞的に、国司の人がらのために、の意に用いられる。
    1. [初出の実例]「かみがらにやあらん。〈略〉こころあるものははぢずぞなんきける」(出典:土左日記(935頃)承平四年一二月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android