守護人(読み)しゅごにん

精選版 日本国語大辞典 「守護人」の意味・読み・例文・類語

しゅご‐にん【守護人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 守護に任ぜられている者。守護の職権をもつ者。
    1. [初出の実例]「早為守護人之沙汰、召問両方之子細、任道理止彼狼藉」(出典:北島文書一‐元久二年(1205)四月二二日・関東下知状)
  3. 仏法寺社を護持する人。
    1. [初出の実例]「慶延記云、〈略〉醍醐者、依魔事強、寺之字者、守護人之打駕籠物気之姿之云々」(出典:醍醐寺新要録(1620)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

世界大百科事典(旧版)内の守護人の言及

【守護】より

…鎌倉時代以後一国ごとに設置された武家の軍事的行政官。守護人,守護奉行職,守護奉行人とも呼ばれる。守護の前史はまだ十分解明されていない。…

※「守護人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む