守随(読み)しゅずい

精選版 日本国語大辞典 「守随」の意味・読み・例文・類語

しゅずい【守随】

  1. 江戸時代幕府の許しにより、東三三か国における秤のこと一切をつかさどる特権をもった、江戸秤座(はかりざ)守随彦太郎家。または、守随家によって製作、検定された秤。転じて、一般に秤をいう。なお西三三か国は、神善四郎家が、京秤座としてつかさどった。
    1. [初出の実例]「一 守随、善四郎二人之秤目無相違仰付候上ハ、六拾六箇国ニて用之、遣可申事」(出典御触書寛保集成三四・承応二年(1653)閏六月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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