デジタル大辞泉
「安名」の意味・読み・例文・類語
あん‐みょう〔‐ミヤウ〕【安名】
禅宗で、新しく得度受戒した僧に、戒師が法名を与えること。また、そのときの文書。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あん‐みょう‥ミャウ【安名】
- 〘 名詞 〙 仏語。禅宗で、新たに得度受戒(とくどじゅかい)した者に初めて法諱を付与すること。また、その文書。
- [初出の実例]「御喝食安名理延云々。御布施自二公方一御沙汰云々」(出典:看聞御記‐永享六年(1434)四月二〇日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の安名の言及
【墨跡】より
…(3)大字,少字のもの 詩や文ではないが,墨跡の範疇で鑑賞されている。(a)安名(あんみよう) 出家し得度を受ける者に戒師が法名(法諱(ほうい)もしくは諱(いみな)という)を与えるが,その名号を書いたもの。(b)道号 師が弟子に授ける道号2字を大書したもの。…
※「安名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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