安土浦(読み)あづちうら

日本歴史地名大系 「安土浦」の解説

安土浦
あづちうら

[現在地名]三瓶町安土

三瓶湾の奥、谷道(たにみち)川の河口付近の村。東は津布理(つぶり)村、西は有網代(あらあじろ)浦に接する。吉田藩領。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)の宇和郡の項に「安土浦 茅山有」とある。

太閤検地の石高は二三石二斗、正保検地(正保二―四年)では四四石一斗二升(郡鑑)である。寛文七年(一六六七)の「西海巡見志」には「朝立湊之内」とあり、家数二五軒、舟数一一艘、うち五〇石積・六〇石積二艘、漁船九艘、加子数二五人、うち一一人役加子となっているので、この浦は江戸時代初期から港湾として発達していたものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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