安坂峠(読み)あさかとうげ

日本歴史地名大系 「安坂峠」の解説

安坂峠
あさかとうげ

小県ちいさがた郡西部の上室賀かみむろが(現上田市)と、筑摩ちくま郡安坂村(現坂井村)の境にある峠。標高およそ一〇〇〇メートル。この峠道は室賀道(現県道真田―新田線)中組なかぐみ(上室賀)で分れて西に向かい峠にかかる。峠を下って安坂から麻績おみ(現東筑摩郡麻績村)方面に通じている。

享保九年(一七二四)編述された「信府統記」に、「かいつけノ峰東峰通ノ路しひと越トモ云ニヤ此路脇ニ雨池ト云アリ、此道安坂村ヨリ、上田領室賀村ヘ二里十間、此路ノ南ニ安坂村枝村横入新田ト云アリ」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む