筑摩(読み)ツクマ

デジタル大辞泉 「筑摩」の意味・読み・例文・類語

つくま【筑摩/筑馬】

滋賀県米原まいばら地名朝妻筑摩あさづまちくまのこと。中世には琵琶湖の港。

ちくま【筑摩】

信濃国の古郡名。明治13年(1880)東西二郡に分割、昭和43年(1968)西筑摩郡は木曽郡と改称

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精選版 日本国語大辞典 「筑摩」の意味・読み・例文・類語

ちくま【筑摩】

  1. [ 一 ] 信濃国の地名。また、明治四年(一八七一)の廃藩置県により成立した県。信濃国に置かれた伊奈・松本・飯田高遠高島の五県と飛騨国に置かれた高山県とを合わせて設置。同九年に東部の旧信濃国は長野県に、西部の旧飛騨国は岐阜県に合併された。
  2. [ 二 ] 長野県の中央部にあった郡。古くは「つかま」と訓じた。江戸初期、木曾郡併合。明治一二年(一八七九)東筑摩・西筑摩の二郡に分かれ、西筑摩郡は昭和四三年(一九六八)木曾郡と改称。

つくま【筑摩・筑馬】

  1. [ 一 ] 滋賀県米原市朝妻筑摩(ちくま)のこと。
    1. [初出の実例]「階(しな)立つ 都久麻(ツクマ)左野方(さのかた) 息長の 遠智の小菅(こすげ)(あ)まなくに〈作者未詳〉」(出典万葉集(8C後)一三・三三二三)
  2. [ 二 ] 信濃国の地名。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筑摩」の意味・わかりやすい解説

筑摩
ちくま

利根型重巡洋艦」のページをご覧ください。

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