安尻村(読み)あじりむら

日本歴史地名大系 「安尻村」の解説

安尻村
あじりむら

[現在地名]巻町安尻

西にし川の右岸赤鏥あかさび村の南、下和納しもわのう村の北に位置する。文禄―慶長(一五九二―一六一五)頃のものと思われる本願寺教如懇志請取状(願善寺蔵)に「かミあし里村」「いなハし里村」などとみえる。元和四年(一六一八)の長岡藩知行目録には「上安尻村 稲葉尻村」とあり、高四五三石八斗余。寛永一一年(一六三四)三根山領となり、村名は上安尻村。元禄五年(一六九二)の六千石秋勘定帳(和納区有文書)には和尻村とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 三根山藩

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む