安政小判(読み)あんせいこばん

精選版 日本国語大辞典 「安政小判」の意味・読み・例文・類語

あんせい‐こばん【安政小判】

  1. 〘 名詞 〙 安政六年(一八五九六月から安政一分金とともに発行された幕府制定の長楕円形一両金貨。裏に「正」の字の極印があり、俗に「正字小判」ともいわれた。三か月鋳造されたのみで、翌万延元年(一八六〇)には万延小判が発行された。明治七年(一八七四九月から新貨と交換回収された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android