安政小判(読み)あんせいこばん

精選版 日本国語大辞典 「安政小判」の意味・読み・例文・類語

あんせい‐こばん【安政小判】

  1. 〘 名詞 〙 安政六年(一八五九六月から安政一分金とともに発行された幕府制定の長楕円形一両金貨。裏に「正」の字の極印があり、俗に「正字小判」ともいわれた。三か月鋳造されたのみで、翌万延元年(一八六〇)には万延小判が発行された。明治七年(一八七四九月から新貨と交換回収された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む