日本歴史地名大系 「安治川上二丁目」の解説 安治川上二丁目あじかわかみにちようめ 大阪府:大阪市福島区安治川上二丁目[現在地名]福島区野田(のだ)四丁目安治川上一丁目の南西に続く安治川北岸沿いの細長い町で、北は下福島(しもふくしま)村・安井九兵衛(やすいくへえ)請所。町の西端から九条(くじよう)島に沿って淀川の旧河道である逆(さか)川が流れ、対岸安治川北(あじかわきた)一丁目(現此花区)との間には蘆分(あしわけ)橋が架かる。「宝暦町鑑」には一丁目の「西ノ丁、西はあしわけばしまで」とある。町の成立は安治川上一丁目に同じ。元禄元年(一六八八)新堀(しんほり)二丁目と称し、同一一年に安治川上二丁目と改称(初発言上候帳面写)。大坂三郷天満組に属し、同一三年三郷水帳寄帳では家数二〇、役数二〇役でうち年寄分一役が無役。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by