宋人(読み)そうひと

普及版 字通 「宋人」の読み・字形・画数・意味

【宋人】そうひと

亡国遺民として、愚人の例に用いる。〔孟子、公孫丑上〕宋人に、其のの長ぜざるを閔(うれ)へて、之れを(ぬ)くり。~曰く、今日(つか)れたり。予(われ)を助けて長ぜしむと。其の子趨(はし)りて行きて之れをれば、則ち槁(か)れたり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の宋人の言及

【唐人】より

…九州の大宰府,越前の敦賀などに住みつく人も多く,平安末期には博多に大唐街があったといわれる。神人(じにん)・寄人(よりうど)となり,交易,海上交通に従事する宋人が北九州に現れるが,この人々も唐人と通称され,鎌倉後期の蔵人所牒(くろうどどころちよう)には,櫛,薬などを遍歴・交易したとみられる唐人が見いだされる。また〈唐土の支証〉を持ち,飴を売る商人も室町時代に確認され,天竺人ヒシリの営んだ土倉(どそう)も〈唐人倉〉といわれた。…

※「宋人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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