完全食(読み)カンゼンショク

デジタル大辞泉 「完全食」の意味・読み・例文・類語

かんぜん‐しょく〔クワンゼン‐〕【完全食】

身体や健康の維持に必要な栄養素全て、または多くが含まれている食品。公的・統一的な定義はない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「完全食」の解説

完全食

人間生命の維持に必要とする栄養素をすべて含んだ食品や食事のこと。「完全栄養食」とも呼ばれる。2013年に米国の起業家ロブ・ラインハートが、粉末状の完全食「ソイレント」を開発したことが始まりとされる。以来、液体グミパンパスタなど、1食分で1日に必要な栄養素の3分の1を摂取できる様々な形態の完全食が登場し、健康志向の高まりから日本でも注目を集めている。

(2019-9-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android