日本歴史地名大系 「宍塚村」の解説 宍塚村ししつかむら 茨城県:土浦市宍塚村[現在地名]土浦市宍塚飯田(いいだ)村・矢作(やはぎ)村の南に位置する。弘安六年(一二八三)五月吉日の釈迦堂縁起之事(法泉寺文書)に「土岐入道領国常陸国信太庄宍塚村」とある。天正一八年(一五九〇)に結城秀康領となり、文禄四年(一五九五)二月二四日に大久保長安によって検地が実施された(「常州信太庄志々塚村御縄打水帳」寺島文一郎氏蔵)。続いて寛永一二年(一六三五)には、土浦藩主西尾忠照により(「県方集覧」酒井泉氏蔵)、寛文一二年(一六七二)三月にも土屋政直によって(「常陸国新治郡宍塚村田方検地水帳」佐野克男氏蔵)検地が行われた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by