宗学(読み)しゅうがく

精選版 日本国語大辞典 「宗学」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐がく【宗学】

〘名〙 各宗門の教義をきわめる学問
※本化摂折論(1902)〈田中智学序言「宗学作振の急ある今日〈略〉聊か刊謬の訂正を付して之を刊行す」

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デジタル大辞泉 「宗学」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐がく【宗学】

各宗門の教義について研究する学問。

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世界大百科事典(旧版)内の宗学の言及

【宗教学】より

… 宗教に関する学問は,古く,神の存在・非存在,悟りの実現の有無など実証や検証が不可能な問題を形而上学的に論ずるところから出発した。それをキリスト教・イスラム文化圏では神学といい,仏教文化圏では教学・宗学と呼んだ。ところが,とくにヨーロッパにおいて16世紀の宗教改革,17世紀の自然科学の興隆や近世哲学の展開にともない,宗教の本来のあり方を理性の光に照らして体系化しようとする動きがおこった。…

※「宗学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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