定考・考定(読み)こうじょう

精選版 日本国語大辞典 「定考・考定」の意味・読み・例文・類語

こう‐じょう カウヂャウ【定考・考定】

〘名〙 (「上皇(じょうこう)」と音の通じるのを避けるため、「定考」と書いて転倒して読むのを慣例とする) 平安時代朝廷で毎年八月一一日に、前年八月以降一年分の太政官長上官勤務成績を考査して上申する儀式。《季・秋》
延喜式(927)三〇「太政官二月十一日列見。八月十一日定考日懸幔」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android