宛て宛て(読み)あてあて

精選版 日本国語大辞典 「宛て宛て」の意味・読み・例文・類語

あて‐あて【宛宛・当当】

  1. 〘 名詞 〙 ( 多く「に」を伴って ) それぞれに割り当てること。割り付け。分担
    1. [初出の実例]「この殿は、ひはだのおとど五、らう、わた殿、さるべきあてあてのいたやどもなど」(出典:宇津保物語(970‐999頃)俊蔭)
    2. 「由ある受領などをえりて、あてあてに催し給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)澪標)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む