宝性寺(読み)ほうしようじ

日本歴史地名大系 「宝性寺」の解説

宝性寺
ほうしようじ

[現在地名]小矢部市岡

小矢部川右岸の微高地に立地。長谷山と号し、本尊阿弥陀如来。浄土真宗本願寺派。慶応二年(一八六六)木舟きぶね(現福岡町)から移転。貞享二年寺社由緒書上によると天文八年(一五三九)乗信の建立。同一八年七月二一日宝性寺が番衆として石山本願寺へ上っているので(天文日記)、草創は同八年をさかのぼる可能性がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android