宝永一分金(読み)ほうえいいちぶきん

精選版 日本国語大辞典 「宝永一分金」の意味・読み・例文・類語

ほうえい‐いちぶきん【宝永一分金】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、宝永七年(一七一〇小判と同時に発行された一分通用金貨。品位慶長一分金と同じ千分中金八四二・九であるが、重量半量の〇・六二五匁(二・三四グラム)。裏面の右上部に「乾」の字が打たれているので、「乾字一分金」とも呼ばれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android