客殿薊谷地村(読み)きやくでんあざみやちむら

日本歴史地名大系 「客殿薊谷地村」の解説

客殿薊谷地村
きやくでんあざみやちむら

[現在地名]平鹿町醍醐だいご中吉田なかよしだ

東は下樋口しもひのくち村、西は中吉田村、南は上樋口かみひのくち村、北は上吉田村に接する。

享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」に、客殿谷地きやくでんあざみやち(薊に改める)とあり、枝郷として川登かわのぼリ村がある。「雪の出羽路」には、客殿・薊谷地・河登りの三村で一郷とあり、村名の由来について、客殿は「むかし寺院なンどありしゆゑもて名附たらんか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android