室寿(読み)むろほき

精選版 日本国語大辞典 「室寿」の意味・読み・例文・類語

むろ‐ほき【室寿】

  1. 〘 名詞 〙 新室(にいむろ)を開いたとき、その永遠をことばで祝福すること。
    1. [初出の実例]「天皇、次に起ちて、自ら衣(みそ)(みおひ)を整(ひきつくろ)ひて、室寿(ムロホキ)して曰はく」(出典日本書紀(720)顕宗即位前(図書寮本訓))

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世界大百科事典(旧版)内の室寿の言及

【建築儀礼】より

…建築儀礼は新築工事だけでなく,屋根の葺替えや住居の移転の機会にも行われ,また橋梁などの土木工事や造船工事の際にも,渡りぞめ,進水式などの類似の儀式が見られる。 日本の古い建築儀礼としては,《古事記》や《日本書紀》に記された新室楽(にいむろうたげ)や室寿(むろほぎ)があり,とくに《日本書紀》清寧紀にはそのときの祝詞と歌謡が記載されている。古代の伊勢神宮の造営では,山口祭(やまぐちまつり)(杣山(そまやま)の入口でその神をまつる儀式),木本祭(きのもとまつり)(正殿の忌柱を切るときの祭り),鎮地祭(ちんじさい)などが行われた。…

※「室寿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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