日本歴史地名大系 「室積台場跡」の解説 室積台場跡むろづみだいばあと 山口県:光市室積村室積台場跡[現在地名]光市大字室積村象鼻(ぞうがはな)岬にあり、周防灘に面した海岸に、南南東海上に向かって築造された海岸防衛のための砲台場。市指定史跡。弘化元年(一八四四)オランダの開国勧告に伴い、萩藩ではこの浦の海岸防衛のために砲台を築いて、要員を定めて訓練を行った。文久三年(一八六三)築造の萩の女台場(菊ヶ浜土塁)と同様に、室積女台場といわれた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by