日本歴史地名大系 「宮地ノ渡」の解説 宮地ノ渡みやじのわたし 愛知県:海部郡立田村宮地村宮地ノ渡[現在地名]立田村宮地早尾(はやお)輪中・立田(たつた)輪中から津島(つしま)神社(現津島市)への参詣人が利用した。「徇行記」によれば、寛永元年(一六二四)立田新田取立の時、「宮地村内船頭給下畑六反歩、高三石」が給された。「地方古義」にも「宮地村船頭給下畑六反歩、寛永八未年安井弥左衛門・吉原五左衛門・中島善左衛門検地除、其後寛文七未年検地ニモ御除」とあり、「徇行記」には「渡船一艘自分造、船頭二人、舟賃三文ツツ」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報