宮島新三郎(読み)ミヤジマ シンザブロウ

20世紀日本人名事典 「宮島新三郎」の解説

宮島 新三郎
ミヤジマ シンザブロウ

大正・昭和期の英文学者,文芸評論家



生年
明治25(1892)年1月28日

没年
昭和9(1934)年2月27日

出生地
東京・神田

出身地
埼玉県比企郡宮前村(本籍)

学歴〔年〕
早稲田大学英文科〔大正4年〕卒

経歴
母校の東京中学に勤務し、大正9年早稲田高等学院教授となる。14年から昭和2年にかけて英国留学し、帰国後早大文学部助教授になる。大正10年「近代文明の先駆者」を刊行。文芸批評家として活躍し「改造思想十二講」「欧州最近の文芸思潮」「大正文学十四講」などの著書があり、また英米文学研究者として「現代英国文芸印象記」「現代文芸思潮概説」などの著書もある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮島新三郎」の解説

宮島新三郎 みやじま-しんざぶろう

1892-1934 大正-昭和時代前期の英文学者,文芸評論家。
明治25年1月28日生まれ。昭和2年早大教授となる。英米の新興文学を紹介し,ローレンス,ハーディなどを翻訳した。昭和9年2月27日死去。43歳。埼玉県出身。早大卒。著作に「芸術改造の序曲」「大正文学十四講」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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