コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

序曲 じょきょく The Prelude

10件 の用語解説(序曲の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

序曲
じょきょく
The Prelude

イギリスの詩人 W.ワーズワスの長編詩。 14巻から成る。哲学詩『隠栖』 The Recluseの一部として計画され,1799年に執筆開始,1805年に完成。その後 35年にわたって加筆訂正がなされ,詩人の死後,50年7月に出版された。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

序曲
じょきょく
overture

オペラ,オラトリオバレエ,組曲などの初めに導入として演奏される器楽曲。最も古いタイプは「カンツォーナ風序曲」で,17世紀ベネチアオペラで定型化され,緩 (2拍子系) -急 (3拍子系) の2部分構造をもつ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

序曲
じょきょく

声明 (しょうみょう) 用語。天台宗大原流の声明で,拍子をとらず自由なリズムで唱える曲をいう。定曲 (ていきょく) に対する。声明の大部分は序曲物であり,特にテンポがゆるやかで長く声を引くものに引声 (いんぜい) や長音 (ちょういん) と呼ばれる曲があり,比較的テンポの速いものに短声 (たんぜい) と切音 (きりごえ) がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

じょ‐きょく【序曲】


㋐オペラ・オラトリオ・バレエ音楽などの最初に演奏される器楽曲。主要部への導入の役割を果たす。
㋑19世紀以降、1楽章形式の独立した管弦楽曲。ブラームスの「大学祝典序曲」など。
物事の始まりを示す事柄。「物語の序曲
[補説]書名別項。→序曲

じょきょく【序曲】[書名]

The Preludeワーズワースによる自伝的長詩。1798年~1799年にかけて最初の作品「序曲1799」が成立。以後加筆修正され、1804年~1805年に「序曲1805」が完成。著者没後の1850年には「序曲1850」が刊行された。副題は「詩人の心の成長」。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

序曲【じょきょく】

オペラ,オラトリオ,バレエ音楽などの初めに演奏される序奏の管弦楽曲。overture。17世紀のベネチア,ナポリでのオペラの序曲は定型化されフランス風序曲イタリア風序曲シンフォニア)などとなる。
→関連項目スカルラッティ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

音楽用語ダスの解説

序曲

オペラやオラトリオなどのはじめに演奏される楽曲。

出典|(株)ヤマハミュージックメディア
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

じょきょく【序曲 overture】

オペラオラトリオ,また組曲などの冒頭におかれる曲で,導入曲の役割をもつ。また,単独の作品でこの名をもつものもある。 モンテベルディ《オルフェオ》(1607)に付された〈トッカータ〉の名の短い序曲はその最初期の例の一つである。その後,オペラの発展とともに入念な構成と様式をもつようになった。17世紀後半,J.B.リュリは,緩―急―緩の3部分からなり,とくに緩の部分には符点音符を特徴とする荘重な書法を確立した。

じょきょく【序曲 The Prelude】

イギリス・ロマン派の詩人ワーズワースの自伝的叙事詩。1799年に着手,1805年に完成。終生にわたって改稿を続け,50年に死後出版。副題にある〈詩人の精神の成長〉が,少年時代ケンブリッジ時代,書物との出会い,アルプス紀行,ロンドン生活,フランス体験とその後の心境などに即してたどられる。ただし自伝的とはいっても,アネットバロンとの交情の経緯は欠落している。全巻の中心をなすのは,詩人の精神と自然との交感の記録である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

じょきょく【序曲】

オペラなどの開幕に先立って演奏される管弦楽曲の一種。オペラ以外の声楽曲や組曲などの器楽曲でも、冒頭に付される。独立した演奏会用序曲もある。オーバチュア。シンフォニア。
(比喩的に)物事のはじまったばかりの最初の部分。 「これは一連の出来事の-にすぎなかった」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の序曲の言及

【前奏曲】より

…(3)礼拝などの前に奏される短い楽曲で,コラール前奏曲(コラール)などはその例である。(4)序曲の一種。R.ワーグナーは《ローエングリン》(1848)以降の楽劇において,各幕への導入曲という意味でフォアシュピールの語を用いた。…

【ワーズワース】より

…04年2月に書き上げられた《霊魂不滅の賦》は《ティンターン・アベー》に似て,〈観念主義の深淵〉としてとらえられる子ども時代の自然との合一に伴う栄光の喪失をいたずらに嘆かず,子ども時代の記憶と成長への自覚との止揚に到達している。〈偉大なる10年間〉は自伝的叙事詩《序曲》の完成(1805)で飾られたが,この詩は終生にわたって改稿が続けられた。《序曲》のテーマは《逍遥》(1814)にも受け継がれた。…

※「序曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

序曲の関連キーワード雄・男・夫・牡おさおさ心よりとのなとべべハンザキ

今日のキーワード

ネコノミクス

猫が生み出す経済効果を指す造語。2012年に発足した安倍晋三内閣の経済政策「アベノミクス」にちなみ、経済が低迷する中でも猫に関連するビジネスが盛況で、大きな経済効果をもたらしていることを表現したもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

序曲の関連情報