宮森麻太郎(読み)ミヤモリ アサタロウ

20世紀日本人名事典 「宮森麻太郎」の解説

宮森 麻太郎
ミヤモリ アサタロウ

明治〜昭和期の英文学者,翻訳家 慶応義塾大学教授;明治大学教授。



生年
明治2年1月15日(1869年)

没年
昭和27(1952)年10月2日

出生地
広島県

別名
号=桃潭

学歴〔年〕
慶応義塾大学英文科卒

経歴
27歳で文部省検定試験に合格、各地で教員生活を経て早大慶大の予科教授となる。大正4年欧米に留学し、のち明大教授に就任。英米文学者として「英国喜劇 一幕物三種」などの翻訳のほか、「近松傑作集」や句歌集「句と歌」などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮森麻太郎」の解説

宮森麻太郎 みやもり-あさたろう

1869-1952 明治-昭和時代の英文学者。
明治2年1月15日生まれ。33年母校慶応義塾の教授となり,のち東洋大教授をかねた。「英訳近松傑作集」「英訳古今和歌集」などをあらわして日本文学海外に紹介し,また英米近代劇を翻訳した。昭和27年10月2日死去。83歳。広島県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android