宮脇晴(読み)ミヤワキ ハル

20世紀日本人名事典 「宮脇晴」の解説

宮脇 晴
ミヤワキ ハル

大正・昭和期の洋画家



生年
明治35(1902)年2月23日

没年
昭和60(1985)年2月5日

出生地
愛知県名古屋市東区

学歴〔年〕
名古屋市立工芸〔大正9年〕卒

経歴
14歳で大沢鉦一郎師事、大正9年18歳のとき「自画像」で帝展初入選。昭和8年から春陽会出品。60余年の画業は細密描写、暗い色調、光の強調、叙情性と、ほぼ10年区切りで新しい画境を打ち出していた。54年にアプリケ作家の綾子との金婚記念二人展、56年に回顧展を開き、57年には代表作を収めた「宮脇晴作品集」を刊行。大正9年から名古屋市立工芸高校、戦後は同西陵高校、南山大学の教師を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮脇晴」の解説

宮脇晴 みやわき-はる

1902-1985 大正-昭和時代の洋画家。
明治35年2月23日生まれ。大沢鉦一郎(しょういちろう)に師事。大正9年帝展に初入選,昭和18年新文展で「子等遊ぶ谿」が特選となる。春陽会には昭和8年初入選し,28年会員となる。昭和60年2月5日死去。82歳。愛知県出身。名古屋工芸卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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