家持より金持(読み)いえもちよりかねもち

精選版 日本国語大辞典 「家持より金持」の意味・読み・例文・類語

いえもち【家持】 より 金持(かねもち)

  1. 自分持家に住んで金に困るよりは、金持借家に住むほうが気楽であるの意。一説に、家作を持つより、現金を運用したほうが有利であるの意とする。
    1. [初出の実例]「アア、あだせはな家もちよりは金もちが、はるかましでも有ふかと」(出典:浄瑠璃・近頃河原達引(おしゅん伝兵衛)(1785)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む