家族性アルツハイマー

共同通信ニュース用語解説 「家族性アルツハイマー」の解説

家族性アルツハイマー

認知機能が低下するアルツハイマー病の中で、遺伝によって引き起こされるもの。国内のアルツハイマー病のほとんどは遺伝に関係ない孤発性で、家族性は患者全体の1%未満とされる。3種類の原因遺伝子があり、発症前から検査で診断できる。早い時期からタンパク質タウ」や「アミロイドベータ」の蓄積が始まり、30~50代の若年期に発症するのが特徴。これまでの研究では、原因となる遺伝子変異を受け継ぐと、親の発症年齢とほぼ同じ年齢で発症することが分かっている。

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