容量結合(読み)ようりょうけつごう(英語表記)capacitive coupling

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「容量結合」の意味・わかりやすい解説

容量結合
ようりょうけつごう
capacitive coupling

コンデンサ (電気容量をもつ装置) によって2つの回路が結合していること。抵抗増幅器において段間をコンデンサによって結合することで,これを結合コンデンサと呼ぶ。信号の直流成分は伝わらず,交流成分のみが伝達される。普通,抵抗とあわせて用いられるので CR結合ともいう。調整が簡単で,安定な性能が得られるため,交流増幅器などで多く使われている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android