コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

電気容量 でんきようりょうelectric capacity

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

電気容量
でんきようりょう
electric capacity

キャパシタンス,静電容量ともいう。コンデンサ電荷をたくわえる能力を表わす。コンデンサの両極板にそれぞれ +Q と -Q の電荷を与えたときの極間の電位差が V であるとき,QV に比例し,その比例定数 CQ/V をコンデンサの電気容量という。 SI単位はファラドで,記号はF。両極板の面積と極板間の物質の誘電率 ε に比例し,極板間の距離に逆比例する。たとえば平板コンデンサの場合,極板の面積を S ,間隔を d とすれば C=εS/d ,コンデンサにたくわえられる静電エネルギー UUCV2/2=Q2/2C である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

電気容量【でんきようりょう】

静電容量

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

リフォーム用語集の解説

電気容量

コンデンサなどの絶縁された導体において、どのくらい電荷が蓄えられるかを表す量のこと。静電容量とも呼ばれる。住宅においては同時に使用できる電流量(アンペア数)のことを指す。つまり同時に使用できる機器の総使用電流のこと。一般家庭での分電盤の電気容量は普通30Aであるが、現在の電化製品が多い生活形態ではブレーカーが落ちこともしばしばである。電気容量ごとに電力会社の電気基本料金が決められているので、容量を多くすれば基本料金が高くなる。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

でんきようりょう【電気容量 electric capacity】

静電容量ともいう。コンデンサー,または単独の導体が,電荷を蓄える能力を表す量。コンデンサーの極板間に電圧をかけると,両極板上には電圧に比例した電荷が蓄えられる。極板間の電圧をV(V),両極板の上の電荷を±Q(C)とし,上記の比例関係をQCVと表すとき,比例定数Cをそのコンデンサーの電気容量と呼ぶ。すなわち,1Vの電圧をかけたときに極板に帯電する電気量が電気容量である。電気容量が大きいほどコンデンサーの能力が大きい。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

電気容量
でんきようりょう
electric capacity

導体やコンデンサーが電荷を蓄える能力を表す量。静電容量とも、キャパシタンスとも、単に容量ともよぶことがある。絶縁された導体に電荷Qを与えたときの電圧がVであるとき、その導体の電気容量はQ/Vであるという。またコンデンサーのように対向する導体にそれぞれ電荷QとマイナスQを与えたとき、二導体間の電気容量はQ/Vであるという。導体の使用状態に応じて対地間容量、線間容量、コンデンサー容量などとよぶ。
 単位にはファラド(F)を用いるが、大きすぎるので普通はその100万分の1のマイクロファラド(μF)や1兆分の1のピコファラド(pF)を用いる。電気容量の逆数はエラスタンスまたは逆容量とよぶ。[岩田倫典]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

電気容量の関連キーワードマルコーニ(Guglielmo Marconi)バン・ド・グラーフ起電機電気マイクロメーターローリッツェン検電器可変容量ダイオード単電子トランジスタ反復興奮系の法則静電高圧発生器ビデオディスクピコファラドリアクタンスダイオードファラデーファラド誘導加熱電極反応無効電流容量結合直列共振空気電池

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android