日本歴史地名大系 「宿奥村」の解説 宿奥村しゆくおくむら 岡山県:赤磐郡瀬戸町宿奥村[現在地名]瀬戸町宿奥観音寺(かんおんじ)村の南にあり、大明神(だいみようじん)川水源地一帯に集落がある。「備前記」は枝村草井(くさい)をあげる。永禄一〇年(一五六七)の明禅寺合戦の折、三村勢が当村や観音寺村を通った(妙善寺合戦記)。慶長一〇年(一六〇五)備前国高物成帳(備陽記)の草部(くさかべ)郷に村名がみえ、寛永備前国絵図では高二八三石余。「備陽記」によれば谷間集落で、岡山京橋(現岡山市)まで道程二里二五町。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by