寄り臥す(読み)ヨリフス

デジタル大辞泉 「寄り臥す」の意味・読み・例文・類語

より‐ふ・す【寄り×臥す】

[動サ四]物に寄り添ってふす。もたれかかって寝る。
「あくびおのれうちして―・しぬる」〈二五

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「寄り臥す」の意味・読み・例文・類語

より‐ふ・す【寄臥】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 物に寄りかかって横になる。他に寄り添って臥す。また、物に寄りかかってうつむく。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「宮も傍に寄状(ヨリフサセ)給て、有しながらの心尽し、哀なる迄に聞えけれ共」(出典太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む